富士通、山梨県のワインファームでセンサーを活用した農業支援

  [2011/07/15]

富士通は、夢郷葡萄研究所が所有する山梨県のブドウ畑において、センサーを用いた圃場データの収集・分析の実証実験を2011年6月~9月末まで実施すると発表した。

センサーボックス

実験では、離れた2カ所のブドウ畑と圃場管理事務所に温度センサーと簡易カメラが一体となったセンサーボックスを設置し、それぞれの畑の気温データとブドウの画像を管理事務所で24時間、10分間隔で収集する。収集したデータをパソコンで分析することで、ブドウの最適な収穫時期や色素の度合いの見極めに活用するという。

実証実験の概要

ワインの醸造には、ブドウの収穫時期や色素の度合いを見極めることが重要であり、ブドウ農園における気温の変化を把握することが有効だという。これまでは、ブドウ農園に設置した記録式温度計より記録紙を持ち帰り、手計算により集計し分析する方法が一般的だったという。

ブドウ畑と管理事務所との通信には、特定小電力無線ネットワークを用いてデータを収集する。これにより、ブドウ農園に出向くことなく、管理事務所においてブドウの収穫時期や色素の度合いの見極めができるようになり、作業者の工数削減に加え、病害や害虫の発生の予測にも活用することで、ブドウの品質向上も期待されるという。

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