東京都交通局は14日より、創業100周年を記念した「夕日町三丁目 都電ジオラマ」の販売受付を開始する。都電の活躍した時代を描いた映画『ALWAYS 三丁目の夕日'64』(来年公開予定)とのコラボレーションが実現した。

「夕日町三丁目 都電ジオラマ」では、都電6000形(6086号車)が『ALWAYS 三丁目の夕日'64』の舞台を走る風景を精巧に再現

同商品では、都電6000形(6086号車)が、映画の舞台となった1964(昭和39)年の夕日町三丁目を走るシーンをジオラマにした。

ジオラマは150分の1スケールで、シリアルナンバーも入っている

物語の主人公・鈴木則史が営む鈴木オートや、茶川竜之介が営む駄菓子屋・茶川商店も配置された。

LEDライトを用い、暮れなずむ町に明かりが灯る風景を再現したほか、子供たちが空き地で遊ぶ風景や商店での買い物風景も楽しめる。購入時には100周年オフィシャルヒストリーポスター(昭和編)も付属されるとのこと。

「夕日町三丁目 都電ジオラマ」の価格は10万5,000円で、購入するには郵送かFAXによる申込みが必要に。都営交通100周年記念サイトにて、14日より申込みフォーマットがアップロードされる予定で、これをダウンロードし、必要事項を記入することで応募できる。応募期間は9月10日までで、申込み数が100名を超えた場合は抽選となる。

子供たちの遊ぶ姿や買い物をする姿など、1964年頃の生活が垣間見える風景も

なお、14日から江戸東京博物館で開催される「東京の交通100年博」では、都電6086号車の実写展示を行う。車内では、「夕日町三丁目 都電ジオラマ」の見本品も展示されるという。