女優の新垣結衣が7日、都内で11日スタートの主演ドラマ『全開ガール』(フジテレビ系、毎週月曜21:00~)の制作発表会見に、共演者の錦戸亮(関ジャニ∞)、皆藤愛子、竹内力、荒川良々、鈴木亮平、皆川猿時、青山倫子、薬師丸ひろ子、谷花音、高木星来と出席した。

主演ドラマ『全開ガール』の制作発表会見に出席した新垣結衣 拡大画像を見る

"月9"で連続ドラマ初主演、初の弁護士役、初のラブコメディーと新境地に挑む新垣は、「役と一緒にわたし自身も成長できるように、アクセルを踏み込んで頑張りたい」と気合も全開であいさつした。

新垣が演じるのは、国際弁護士を目指す野心バリバリの新米キャリアガール・鮎川若葉。日本有数の弁護士事務所に就職するも、なぜか上司の娘のベビーシッターとなるハメに。さらに、若葉が最も苦手とする「学なし財なし将来性なし」のお人好しなイクメン・山田草太(錦戸)と出会い、数々のバトルを繰り広げながらも、仕事も恋も育児も若葉マークだった彼女が成長していく姿を描く。

幼い頃の貧乏経験をバネに、勉強一直線で夢に突き進んできた若葉について、新垣は「自分の夢やキャリアにまっすぐで、頭が良くて人に対しては偉そうで(笑)、自分と似ているところがあまりないので難しいですが、違う部分を楽しんで演じようと思っています」と役作りの意気込みを語った。

一方、離婚した元妻の子供を引き取って育てるほどのお人好しで、その優しさから若葉の心を動かしていく草太を演じる錦戸は、監督から"キラースマイル"を要求され、「(笑顔で)殺せてはいないと思いますが、試行錯誤しながらやっているので1話を見て判断していただければ」とニッコリ。また、劇中で草太は若葉から何度となく罵倒されるが、「こんなにののしられるかというぐらいののしられています(笑)。ただ僕はMなのですごく楽しくて、こんなきれいな女性にののしられるのはこんなにイイものなのかと思いますね」と告白して会場を沸かせた。

この日、役衣装のスーツ姿で現れた新垣だが、第1話(11日放送)では、着物姿のほかに、初のウエディングドレス姿も披露している。『全開ガール』(毎週月曜 21:00~)は7月11日スタート。初回は15分拡大。