阪急阪神ホールディングス傘下の阪急電鉄と阪神電気鉄道はこのほど、9月1日より「全面禁煙」を実施することを発表した。

阪神はすべての駅で終日全面禁煙に

阪急は「喫煙ルーム」以外、全面禁煙に

両社とも、朝夕のラッシュ時間帯は全駅で禁煙とし、それ以外の時間帯は喫煙コーナーを設けて、「分煙」に取り組んできた。

しかし、非喫煙率の高まりとともに全面禁煙を希望する利用者が増加したことや、沿線自治体において受動喫煙防止の条例化に向けた動きもあることから、9月1日より「全面禁煙」の措置に踏み切ることになった。阪神ではすべての駅構内とホームにおいて、終日全面禁煙となる。

阪急の場合は、梅田駅、十三駅、西宮北口駅、豊中駅、川西能勢口駅、茨木市駅、高槻市駅、桂駅の計8駅に設置されている「喫煙ルーム」を除き、駅構内とホームは全面禁煙に。なお、「喫煙ルーム」については、本年度中に塚口駅、夙川駅、石橋駅、北千里駅の計4駅にも設置される予定。