伊予鉄道(愛媛県松山市)は16日より、「電化100周年記念乗車券」を発売する。大人1,000枚、小児1,000枚の限定販売で、完売次第販売終了となる。

伊予鉄道の大手町駅付近では、郊外電車と市内電車の平面交差が見られる(2005年撮影)

郊外電車のターミナル、松山市駅

同社は1911(明治44)年8月8日に電車の運行を開始し、今年は電化100周年にあたる。これを記念した「電化100周年記念乗車券」では、市内電車を除く郊外電車の全線(高浜線、横河原線、郡中線)が1日乗り放題に。乗車券には電化された当初の写真がプリントされる予定だ。

この乗車券は松山市駅など各駅窓口(西衣山駅、石手川公園駅、牛渕駅、愛大医学部南口駅、鎌田駅は除く)といよてつチケットセンターで販売され、価格は大人1,000円、小児500円。有効期限は8月31日となっている。

なお、伊予鉄道では電化100周年を記念した販売会も開催。7月23日に梅津寺公園内(高浜線梅津寺駅下車すぐ)で行われ、車体銘板や方向幕、路線図、つり革など、同社の鉄道関係の中古部品120点余りが販売される。