TI、iPod/iPhoneなど向けオーディオ・ミドルウェア・パッケージを発表

Texas Instruments(TI)は、iPodやiPhone、USBメモリスティックに格納したMP3やAACなどの楽曲を再生させるUSBクレードル・アプリケーション向けに、オーディオ・ミドルウェア・パッケージ「DA8x Aureus(オーリアス) μSDK(USB Software Development Kit)」を開発したことを発表した。

μSDKのソフトウェアの概略

近年、AVレシーバやミニコンポ、専用のドッキング・ステーションなどのオーディオ機器において、従来のアナログ接続からデジタル接続の切り替えが進み、USBを搭載したオーディオ製品へのニーズが高まってる。DVDBlu-Ray DiscプレーヤからHDMIやSPDIF経由でソースを入力する従来のオーディオ製品にはもともとオーディオDSPが搭載されているが、USBへの対応のためにさらに外付けUSBチップを追加するのではなく、32/64ビット浮動小数点DSPコア「C674x」とUSBのPHYを搭載したデジタルオーディオプロセッサ「Aureus DA8x」と同ソフトウェアを用いることで、マスストレージ・デバイスなどからMP3などの圧縮ファイルを再生する機能を容易に構築することができるようになると同社では説明している。

μSDKでは、従来の信頼性の高いサラウンド・オーディオ・フレームワーク(PA/F:Performance Audio Framework)の変更はせずに、USBタスク部分のみを新規追加している。そのため従来カスタマが用いていた差別化オーディオアルゴリズムを何の変更もせずに利用することが可能なほか、USBからの入力ソースをさらに臨場感あふれるサラウンドにさせることが可能となっている。

デコーダとしてはMP3、MPEG-4 AAC、WMAデコーダのいずれもフルビットレートを標準パッケージで対応しているほか、FLACデコーダ(2ch~192kHz)はサードパーティからライセンス供給可能されるオプション扱いとなっている。

なお、同μSDKはMFiに準拠して開発されているため、ライセンスはMFiプログラムのライセンシに限られる。

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