カルチュア・コンビニエンス・クラブは30日、TSUTAYAの新しい電子書籍サービス「TSUTAYA.com eBOOKs」をオープンした。TSUTAYAが独自に展開するマルチプラットフォーム向けの電子書籍サービスで、まずAndroid端末からスタートし、秋をめがけてiPhone、iPad、PCへの対応を予定している。

様々な端末から利用できるようにドットブックとPDFに対応するオリジナルビューアを開発し導入。早期にePub3.0への対応も進める。

ラインナップとしてはコミック・雑誌を中心とした15,000タイトルを用意。8月を目処に文芸書などの書籍含め合計50,000タイトルまで拡充を図る。映画・ドラマ化された話題作を積極的に展開するとし、8月4日には先行限定リリースタイトルとして11月に岡田将生、榮倉奈々主演で映画化される『アントキノイノチ』を文庫化と同時に提供する。

今後はTSUTAYA店舗での書籍・コミック販売等との連携を予定。たとえばTSUTAYA店頭での書籍購入者に、同一タイトルの電子書籍がリリースされた際にメールで知らせ、その電子書籍の購入に当たっては電子書籍売価の50%分をTポイントで購入者に還元するようなサービスを計画しているという。

メディアドゥ、富士山マガジンサービスとの業務提携により、人気書籍、コミックから雑誌まで幅広い品揃えで展開する