女性の、女性による、女性のための集会――その名も「女子会」。

最近では、この"女子会"が至るところで開催されており、職場で、飲食店で、あるいはイベントスペースで、大人の男性たちをやきもきさせる日々が続いている。そして、その波が、ついにクラウドコンピューティング、しかもPaaSというエンタープライズど真ん中の技術領域にまで押し寄せてきた。

今回、女子会の開催を発表したのは、Windows Azureの国内ユーザーグループ「Japan Windows Azure User Group(JAZUG)」の女子部。テーマはもちろん、Microsoftが提供するPaaS「Windows Azure」。7月9日(土)に日本マイクロソフト 品川本社にて開催予定という。

JAZUG女子部 勉強会の告知サイト

果たして、JAZUG女子部はどんな活動を行うコミュニティなのか。Webサイトを見てみると、活動方針には「Windows Azureを通じて、技術、交流、実ビジネスを楽しむ。"ちょっと興味がある=ゆるふわな方"から"実ビジネスで使うんだよね"な方まで大歓迎! ゆるふわコミュニティです」と書いてある。さらに、「『IT業界の女子と仲良くなりたい(ハート)』、『男性ばっかりのところに入っていくのは勇気が…』、『でもAzureには興味があるの!!』というお嬢様方からのご参加をお待ちしています(音符)」と続けられており、Azureというテーマから想像される内容とは異なり、女性に配慮した軽いノリのコミュニティのようだ。

そのJAZUG女子部 初の勉強会は、「Azureってそもそも何?」、「カッコいいAzure事例紹介」、「初心者のためのAzure指南書」、「コミュニティの力 JAZUGご紹介」といった講演と懇親会が用意されている。すでに定員70人に対して80人を超える応募があり、キャンセル待ちの状態だ。参加予定者からのコメント/ツイートも多数寄せられており、大きな盛り上がりを見せている。

今後、急速な発展が見込まれるクラウド。ぜひとも女子エンジニアたちにも活躍してもらい、この分野を明るく彩っていってほしい。