Windows Internet Explorer 9

まだ僅差ではあるものの、StatCounterの報告によればIE9のシェアはIE7のシェアを超え、IEの中ではIE8に次いで多いブラウザになっている。現状、6.5%から7%前後のシェアを確保している (ただしIE6のシェアに関してはStatCounterとNet Applications、またはMicrosoftの提供しているデータに開きがあり、場合によってはIE9のシェアは依然としてIE6のシェアよりも少ない可能性もある)。

IE9はIE8と比べてパフォーマンスの向上が著しく、セキュリティ機能や使いやすさも改善されていることから多くのユーザにアップグレードが推奨できるバージョンになっている。そうしたIE9をメインに使っているユーザに薦められるアプリケーションのひとつとして、ITknowledge24が提供しているTweakIE9を挙げることができる。

横長のデザインへ変更されたTweakIE9 2.0

TweakIE9 2.0で新しく追加されたメタタグジェネレータ

TweakIE9はIE9の設定を包括的に行うためのツールアプリケーション。2011年5月に公開された最新のTweakIE9 2.0ではまとめて設定を適用する機能が追加されたほか、調整前の状態に復帰する機能も追加されている。またTweakIE9 2.0では、開発過程で多くの設定項目を追加した結果、縦長のウィンドウになってしまい、1280x800のスクリーンにおいて上下に伸びきって扱いにくくなるという状況になったという。これを改善するため、横長のスタイルへ変更したとも説明がある。

そのほかダウンロードマネージャ設定の改善、検索エンジンプロバイダ調整機能の追加、セキュリティ関連設定機能の改善、TweakIE9ツールズに新しく3つのツールを追加、ナビゲーションボタンのカラーを変更するためのメタタグジェネレータの導入、カスタム検索プロバイダ設定機能の導入などが実施されている。