ネットアップ グローバル・パートナー・セールス担当シニアバイスプレジデント ジュリー・パリッシュ氏

ネットアップは6月28日、都内で記者会見を開催し、同社のテクノロジーパートナー企業向けクラウド施策を強化する「アライアンス・テクノロジー・パートナー・プログラム」を発表した。

同社の「テクノロジーパートナー」とはシスコやVMware、マイクロソフト、シトリックス、インテルなどで、国内企業では富士通がこれに該当する。

同社は6月にクラウド管理ソフトウェア「NetApp OnCommand」における自動化と分析機能のアップデートを発表しているが、今回の「アライアンス・テクノロジー・パートナー・プログラム」によってパートナー企業は、「OnCommand」と連携した統合的なプライベートクラウド環境管理ソリューションを構築し、顧客に提供することが可能になるという。

同社は競合他社に対する優位性として「パートナーセールス(間接販売)に特化していることと事前検証・認証済みソリューションの豊富さ」(同社グローバル・パートナー・セールス担当シニアバイスプレジデント ジュリー・パリッシュ氏)を挙げており、その具体的なソリューションの1つが、マイクロソフトとの協業による「NetApp Hyper-V Cloud Fast Track with Cisco」だという。

今回の施策により同社は、クラウド環境への迅速な移行や新たなソリューションの開発期間短縮・コスト削減などのメリットを顧客に提供する。

同社のテクノロジーパートナー(クラウド・マネジメント・パートナー)