Opera’s newest Web browser introduces a new technology platform.

Opera Softwareの創立者のひとりであり、2010年1月に退任するまで15年に渡って同社のCEOを務めたJon S. von Tetzchner氏が同社を退職した。Jon S. von Tetzchner氏が送ったとされるメールには、取締役会や経営者と価値観が一致せず、Operaに関する意見の食い違いを埋めることができないという理由が記載されている。

Jon S. von Tetzchner氏をもっとも印象づけたのは、もし仮にOpera 8のダウンロードが4日間以内に100万ダウンロードに到達することがあれば、ノルウェーから米国まで泳いで渡ると発表した時だろう。途中、母国であるアイスランドの自宅で母親の入れてくれるホットチョコレートを飲む以外は休憩はしないと細かい設定もあった。Jon S. von Tetzchner氏の大西洋横断は結局のところ、溺れかかった同行するPRマネージャを救出するという名目で中断されることになるが、このユーモア溢れるやり取りはJon S. von Tetzchner氏という人物を印象づけるのに十分なものだった。

2010年に同社のCEOを退任してからは戦略を実務に落とし込む業務に取り組んでいたとされていた。退職後の活動について詳しい内容は発表されていない。