モデルの佐藤かよが26日、東京・新宿のブックファースト新宿店で1stフォトブック『Re‐born』(発売中 1,470円 講談社刊)の発売記念イベントを行った。

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性同一性障害という病に苦しみながらも、透明感溢れる美しさを武器にモデルとして活躍し、昨年テレビ番組で自身が男性であることを告白して話題を集めた佐藤かよの1stフォトエッセイ。"神が作った奇跡の裸体"を惜しげもなく披露しながら、テレビでは語りつくせなかった切なさや、家族や友人について、今後の生き方などを綴っている。

報道陣を前にした佐藤は、合同取材に「緊張しますね~(笑)」と額に汗を流すも、「これまで22年間のカミングアウトへの思いが詰まっています。思い出して辛かったのは、中学生の時に学ランを着たくなかったこと。その時に着たかった制服の写真がお気に入りです。こんなに色っぽかったんだ~と思ったセミヌードは、本当にやって良かったですね」と自信を見せた。

佐藤が"ギャル"時代の16歳の時、男性から告白されて本当のことが言えず、交際することが出来なかったという。カミングアウトした現在は「いないですよ! 本当です! 苛めるように聞かないで下さい……」と赤面。「お仕事が大事なので、お仕事をちゃんとしてから良い人に出会いたいです。全てを受け止めてくれる人が素敵ですね」と願望を語り、今後については「海外のステージでモデルのお仕事をしたいです」と意欲を見せていた。