Opera開発版、CSSパース性能15%アップ - レンダリングエンジンも改善

    後藤大地  [2011/06/24]

    Opera’s newest Web browser introduces a new technology platform.

    Opera Nextとして提供されているOpera開発版にいくつかの注目すべき変更が実施された。レンダリングエンジンが最新のバージョンに更新されたほか、CSSパースのパフォーマンスが向上している。また、エクステンションからクッキーにアクセスすることが可能になり、従来よりも利便性が向上することになる。Opera Nextに実施された主な変更は次のとおり。

    • レンダリングエンジンPrestoを2.9へアップグレード。チェックボックスとして利用する場合のinput要素におけるindeterminate属性を新しくサポート。
    • エクステンションからブラウザのクッキーを共有利用できるように変更。認証を必要とするようなアクセスをエクステンションから実施する場合、これまでは個別に処理しなければならなかったが、ブラウザと共有可能になったことでこうした手間を省くことができるようになる。クッキーにアクセスするにはエクステンションのconfig.xmlにおいて明示的にaccessディレクティブを記述する必要がある。
    • さまざまな最適化が実施され、CSSパースパフォーマンスが10%から15%ほど向上。
    • オブジェクト要素が読み込まれたときにイベントが発生しない問題を修正。
    • XHRリクエスト処理にあったバグを修正。

    opera:aboutで表示されるOperaバージョン情報。レンダリングエンジンPrestoのバージョンが2.9になっていることを確認できる。

    Operaはほかの主要ブラウザと異なりデフォルトの状態ですでに多種多様な機能を提供しており、エクステンションをインストールしなくともヘビーユースに耐えうるように作られている。また、デスクトップブラウザとしてのみならずモバイルデバイスやタブレットデバイスで動作するブラウザとして人気がある。

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