ソフトバンク クリエイティブとオリックスは6月22日、デジタルサイネージ事業の戦略的パートナーとして業務提携し、その第1弾として6月26日にデジタルサイネージを博多港国際ターミナルへ導入する。

両社が今回提供するデジタルサイネージは、従来の情報発信機能に加え、利用者がディスプレイにタッチするだけで、地図や周辺情報、エンタメ情報など、必要な情報を自由に取得でき、相互にコミュニケーションできる点が特徴。さらに、英語、中国語、韓国語など、利用者に合わせて複数言語の切り替えも可能になっている。

同事業では、オリックス・レンテックが持つ物件管理機能を活用し、短期間から利用可能なレンタルサービスを提供する。通常、デジタルサイネージ端末の導入には1台当たり数百万円以上の初期コストが発生するが、レンタルサービスの活用により低価格で必要な期間のみの利用が可能になる。

レンタル料金は機器の種類、レンタル期間により変動するほか、機器の設置・撤去、コンテンツ制作、メンテナンスにかかる費用は別途発生する。例えば、標準モデル機(64インチモニタ)の場合、レンタル契約期間1日で1台当たり日額5万円から、レンタル契約期間12ヵ月で1台当たり月額8万円からとなっている。

ソフトバンク クリエイティブとオリックスが提供するデジタルサイネージ