フジテレビ系の人気番組『人志松本のすべらない話 第20回記念大会』(6月25日 21:00~)の記者会見が5日、東京・青海の同局スタジオで行われ、出演者の松本人志、千原ジュニア、宮川大輔、ほっしゃん。、河本準一、ケンドーコバヤシ、木村祐一、兵動大樹、小藪千豊、ガダルカナル・タカ、勝俣州和らが出席した。

『人志松本のすべらない話 第20回記念大会』の会見に出席した出演者たち 拡大画像を見る

『人志松本のすべらない話』は、松本人志を筆頭に、少数精鋭のお笑い芸人が、何度聞いても面白いすべらない話を披露するトークバラエティー。20回目を迎える同SP番組では、レギュラー陣のほか、視聴者からの"リクエスト枠"で選ばれた後藤輝基(フットボールアワー)、綾部祐二(ピース)、真栄田賢(スリムクラブ)、"初出場枠"の三遊亭円楽、さらに、SP前日の『人志松本の○○な話』で決定する"特別枠"(24日放送時に発表)の計5名が新たに参戦する。

番組収録前に行われた会見には、緊張感を漂わせながら出演者たちが登場。松本は「20回とうとうきましたね」と感慨深げだったが、この日までに用意したという10個のネタについては「一応、断っておきますけど、面白くなくてもイイんでしょ? まぁ、3つ4つは絶対ありますけど、5つ目からは……」と歯切れの悪い様子で、これまでフル出場の千原と宮川も、「前回で(ネタが)ちょうど終わってしまって、ズバリもうないです。なんとかしたいですが、占いで仕事運がバツになってたので(笑)」(千原)、「僕も今日はゼロ。あるのは下ネタだけなので、オンエアされないかも」(宮川)と、20回という壁の厚さに弱気な発言を連発した。

そんな中、初出場の綾部は「先輩方が"ゼロ"とか"ない"とかへっぴりですが、僕は20回大会ということで20個は用意してきました。そのうち15個は熟女ネタです」と自信満々に宣言。すると、宣戦布告を受けた松本が「熟女ネタはほんと素晴らしいよね。今あの……」と何か言いたげで、綾部が必死に制止するも、「今、"若貴"のお母さんを狙ってるんですよ」と綾部の熟女好きを暴露し、これには会場から爆笑と拍手が起きた。

必死に制止するも、松本に押し切られ、熟女好きを暴露された綾部。会見は盛り上がるが、収録前に早くも完敗の様子!?

前回、「MVS」を受賞したガダルカナル・タカ。「トーク系の仕事が増えるかと思ったら変化はなかった」と肩と落とすと、松本は「『M-1』でいうとNON STYLE状態。笑い飯のことは言うな!」と、鋭いツッコミを入れていた

同じく初出場の真栄田は「憧れの番組に出られて感動しています。全力でやらせてもらいます」と意気込みを。また、松本から「お笑いのルー・テーズ」と紹介された円楽は「出たい番組のひとつだったので、喜んで来ました。あまり知られていない噺家の世界の話を中心に披露したい」と抱負を語っていた。