東芝は31日、液晶テレビLEDレグザの新シリーズ「RE2」「RS2」を発表した。それぞれ、26V型、22V型、19V型の3モデルをラインナップしている。発売は6月中旬。価格はオープンで、市場価格は、26RE2が7万5,000円前後、22RE2が6万5,000円前後、19RE2が5万5,000円前後、26RS2が9万円前後、22RS2が8万円前後、19RS2が7万円前後と予想される。

消費電力がさらに低下したLEDレグザRE2シリーズ(写真は22RE2)

RE2シリーズは、昨年4月に発表したRE1シリーズの後継機種。USB接続タイプのHDDへの録画に対応したスタンダードクラスのLEDレグザで、地上/BS/110度CSデジタルWチューナーを搭載し、番組を視聴中でも別の番組の録画が可能だ。パネルはIPS方式で、ダイナミックコントラスト比は200万:1(パネルコントラスト比は1000:1)。映像エンジンは「レグザエンジン」で、超解像技術「レゾリューションプラス4」も採用されている。また、DLNAプレーヤーや、TSUTAYA TV、テレビ版Yahoo JAPAN、アクトビラビデオフルなどのネットワークにも対応している。入力端子は、HDMI×2(ARC/CEC対応)D×1、ビデオ入力×2(1系統はS兼用)を装備する。

RE1シリーズでは、当初から19V型から55V型までの広いラインナップとなっていたが、RE2では、パーソナル向けの19V型から26V型のラインナップ。また、RE1と同様にUSBからのバスパワーで動作するハードディスク「THD-50A2」(容量500GB)と、THD-50A2をレグザの背面に取り付けるためのホルダー「THD-HLD1」の純正オプションが用意されている。RS2シリーズは、RE2シリーズに、これらのオプションを同梱したもの。

RE2シリーズとRS2シリーズは、機能面ではほぼ同一。ただし、消費電力は下げられており、26V型では75Wから66W(年間消費電力量は75kWh/年から55kWh/年)となった。それ以外では、キャビネットとスタンドの樹脂に帯電を防止する素材を混ぜることで、静電気によるホコりの吸着を抑える「ホコリクリア」を新採用した。

形名 消費電力 年間消費電力量 サイズ(スタンド込み) 質量(スタンド込み)
26RE2 66W 55kWh/年 663(W)×494(H)×187(D)mm 6kg
22RE2 60W 54kWh/年 552(W)×415(H)×229(D)mm 4.5kg
19RE2 52W 48kWh/年 480(W)×379(H)×217(D)mm 3.5kg