NTTデータは5月27日、クラウドサービス「BizXaaSプラットフォームサービスSaaSサービス」において、オフィス向けクラウドサービス「BizXaaS Office」を5月30日より提供開始すると発表した。

同サービスは、デスクトップサービス(DaaS:Desktop as a Service)と、マイクロソフト製品を利用したファイルサーバサービス、メールサービス、文書管理サービスを提供するもの。

DaaSでは、仮想PC型とサーバ共有型のシンクライアント環境へ、Citrix ICA、Microsoft RDPで接続する環境を提供し、5月30日から提供が開始される。シンクライアントの端末は、BOX型やノート型が用意されており、現在は、日本ヒューレットパッカードとワイズテクノロジーの端末が採用されている。シンクライアントシステムには、iPadなどのタブレットPCやスマートフォンといったさまざまなデバイスから接続が可能。

価格は、仮想PC型の場合、1,000ユーザー利用で1ユーザー当たりが月額3,400円から、サーバ共有型の場合、1,000ユーザー利用かつ同時利用率40%という条件で、1ユーザー当たり月額2,125円からとなっている。

BizXaaS Officeの利用イメージ

今回、これまで提供してきたメール、ポータル、グループウェアサービスのほかに、マイクロソフトを利用したファイルサーバ、Exchangeサーバを利用したメールやグループウェア、SharePointサーバを利用したワークフロー、文書管理、ポータルサイトを利用したオフィスコミュニケーションサービスが追加された。マイクロソフト製品を用いたサービスは2012年3月までに順次提供される。

マイクロソフト製品を利用したサービスのラインアップ