Silicon Labs、環境発電リファレンス・デザインを発売

Silicon Laboratories(Silicon Labs)は、太陽光によるエナジー・ハーベスティング(環境発電)を電源とする、ワイヤレスセンサ・ノードソリューション「エナジー・ハーベスティング・リファレンス・デザイン」を発表した。

Silicon Laboratoriesの「エナジー・ハーベスティング・リファレンス・デザイン」

同デザインを利用することで、開発者は住宅およびビルディングの自動化、セキュリティ・システム、産業用制御アプリケーション、医療用監視装置、資産追跡システムおよびインフラ、農業用監視システム向けの低消費自動運転ワイヤレスセンサ・ネットワークなどを簡単に実現できるようになると同社では説明している。

同デザインは、同社のワイヤレス・マイクロコントローラファミリ「Si10xx」をベースにして作られたもので、ワイヤレス・ネットワークとUSB用のソフトウェア、RFに適する配置図、部品表、回路図面、ガーバー・ファイルを含む回路設計材料が含まれており、搭載されているバイパス・コネクタによって太陽電池をバイパスし、振動(圧電)、熱、高周波のような他のエナジー・ハーベスティングのエネルギー源をつなぐといったことが可能となる。

同デザインは以下の3つの部品を主な構成要素としている。

  • ソーラーパワー・ワイヤレスセンサ・ノード:センサ・システムの制御およびデータのワイヤレス送信を行うSi10xxと、エナジー・ハーベスティングのエネルギーを蓄える薄膜バッテリを利用し、温度、光量、充電レベルを測定
  • ワイヤレスUSBアダプタ:センサ・データを表示するためにPCにワイヤレスセンサ・ノードを接続。USB-HIDクラス・ソフトウェアとEZMacワイヤレス・ソフトウェア・スタックで動作するMCUを備えた、同社のトランシーバー搭載高性能アダプタ「Si4431 EZRadioPRO」
  • ワイヤレスセンサ・ネットワークGUI:最高4つのセンサ・ノードからのデータを表示

また、薄膜バッテリは、0.7 mAhの能力を持っており、直射日光のもとでは2時間で完全に再充電され、ワイヤレスセンサ・ノードがスリープ・モードなら7,000時間、状態を保持することが可能。 ワイヤレス・システムが連続的に送信動作をしている場合は、およそ3時間の稼働が可能で、薄膜バッテリが完全放電しないように適切なレベルで常に再補充をするように設計されている。

なお、同デザインはすでに供給中で、価格は45ドルとなっている。

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