Chrome開発版のメジャーバージョンが「Chrome 13」に更新された。これに合わせてChromeベータ版のメジャーバージョンは12へ更新されている。Chrome安定版は2011年5月の頭にバージョン11へアップグレードされており、「Chrome 13開発版」、「Chrome 12ベータ版」、「Chrome 11安定版」と出揃ったことになる。

アップグレード準備は自動的に実施される。再起動を実施するとバージョンが更新される

最新のChrome 13へ更新されたChrome開発版

StatCounterの報告によれば、5月14日(米国時間)におけるChromeのシェアは20.31%。週末にシェアが増える傾向にあるため月曜から金曜までは19%前後まで落ちるとみられるが、全体として増加傾向が続いている。同日のシェアをバージョン別に見ると、17.43%をChrome 11が占め、1.17%をChrome 10が占めている。Chromeは強制アップグレード機能を採用しており、メジャーバージョンがアップグレードされた場合でもほとんどのユーザがすぐに新しいバージョンに移行するという特徴がある。

GoogleはChromeに対して4つのチャンネルを提供。開発者向けのチャンネルから順にCanary、Dev、Beta、Stableを用意している。通常ユーザは安定版(Stable)チャンネルのChromeをインストールして利用する。最新の開発成果物はCanaryおよびDevから提供が開始され、順次Beta、Stableへ機能がやってくることになる。