11日から13日まで、東京ビッグサイトで「オフィス総合展2011」が開催されているが、会場では11日発表のパイオニアソリューションズのディスカッションテーブル「WWS-DT101」が展示されていたので紹介する。発売時期は7月下旬を予定している。価格はオープンだが、300万円程度を想定。

「WWS-DT101」。画面上に複数のコンテンツを同時に表示し、指で拡大/縮小、移動、一覧表示が簡単にできる。また、手書き入力も可能

「WWS-DT101」は、必要なコンテンツをすばやく表示できる「メディアハブ」機能を搭載。PC、スキャナ、デジタルカメラ、iPadなど、さまざまな情報端末を接続するだけで、アナログ、デジタルいずれのファイルも、テーブル上に複数同時に表示できる。表示したコンテンツは、タッチパネル操作により拡大や縮小、書込みなどを行うことができ、参加者全員でコンテンツを加工しながら打ち合わせすることが可能。スキャナは本体にPFUのScan Snap S1100が組み込まれている。

PCやiPadとは、Wi-Fiで接続し、デジタルカメラは、TransferJetでケーブルレスで写真を取り込むことができる。パソコンとは「NetWork Display」、iPadとは「VisualSync」という画面共有ソフトを利用して、テーブルに表示する。

テープル上にTransferJetのインタフェースがあり、対応のデジカメであれば、デジカメを置くだけで写真を取り込める

iPadとは「VisualSync」という画面共有ソフトを利用して、テーブルに表示

また、サブディスプレイを最大2台接続し、コンテンツをサブディスプレイに表示することもできる。そのほか、離れた場所から会議に参加できる遠隔会議連携機能も搭載する。

コンテンツをサブディスプレイに表示することも可能

ディスプレイは、1,920×1,080ドット対応の52V型で、最大10点のマルチタッチに対応する。インタフェースは、USB×2(USB メモリー・推奨周辺機器専用)、サブディスプレイ出力×2など。外形寸法は、W1,600×H902×D1,000mm、重量は160kg。