米Microsoftは5月10日(米国時間)、Skypeを買収することを発表した。買収金額は85億ドル。両社のボードメンバーからはすでに承認を得ているという。

Microsoftは今回の買収の効果について、「SkypeがXboxやKinect、Windows PhoneなどのMicrosoftデバイスをサポートし、MicrosoftはSkypeユーザーとLync、Outlook、Xbox Liveなどのコミュニティをつなぐ役割を果たす」と相乗効果が期待できることを説明。ただし、Sykpeの今後については、Microsoftテクノロジーから独立したプラットフォームとして投資や支援を行っていくとしている。

買収完了後は、Microsoft内にSkype部門が新設され、現Skype CEOのTony Bates氏が引き続き責任者として事業を推進していく予定。Bates氏は、Microsoft CEOのSteve Ballmer氏の直属の部下に置かれるという。