日本航空(以下、JAL)と全日本空輸(以下、ANA)はこのほど、ゴールデンウィーク期間(4月28日~5月8日)の利用実績を発表した。

国内線(上下線合計)の提供座席数と総旅客数は、JAL(グループ合計)が140万7,315席(前年比75.9%)、96万1,373人(前年比75.4%)、ANAが202万5,778席(前年比106.3%)、126万801人(前年比97.4%)となった。両社共に震災の影響があったものの4月中旬頃からの間際予約が増加したという。ピークは下り便は4月29日、上り便は5月5日となり、沖縄方面の人気が高かったとのことだ。

国際線(日本発着合計)の提供座席数と総旅客数は、JALが29万638席(前年比73.9%)、21万3,386人(前年比68.7%)、ANAが23万6,690席(前年比119.3%)、17万298人(前年比116.5%)。JALはピークが日本発4月29日、日本着5月8日となり、韓国や中国といったアジアの近距離路線を中心に間際予約が増加。ピーク日に関しては95%を超える利用率となり、羽田発着便を中心に多くの便でほぼ満席になったという。ANAはピークが日本発4月28日、29日、日本着5月5日、8日で、欧州線、アジア線、リゾート線(ホノルル)が好調だったという。