調査マーケティング会社のイードは、20~50代の社会人450人を対象に「タブレット端末のビジネス利用に関する意識調査」をインターネットで行い、結果を発表した。調査期間は3月31日~4月4日。

それによれば、回答者のうち9.8%がタブレット端末を所有し、内訳はiPadが54.4%、Galaxy Tabが10.9%、その他Android端末が27.3%、その他Windows端末が17.8%となっている。そして、購入者の約9割にあたる88%がビジネスでの利用を想定して購入しているが、実際にビジネスで利用している人は54.4%で、購入後に思うようにビジネスで利用できなかった人は54.7%にのぼる。

所有しているタブレット端末

購入時の利用目的は、情報収集が69.1%でトップで、以下メール(68.9%)、資料閲覧(66.4%)、打ち合わせ時のメモ(51.6%)、資料のプレゼン(36.9%)と続く。

タブレット端末の利用を始める際のビジネスシーンでの利用目的

タブレット端末を利用する上での不満点は「文字入力」が52.7%の断トツのトップで、以下、USBポートがない(30.2%)、Adobe Flash未対応(29.4%)、データ処理速度が遅い(27.8%)、Word、Excel、PowerPointなどが使えない(25.3%)となっている。

ビジネスでタブレット端末を利用する上で不満な点