ジャストシステムは、法人向けセキュリティ製品「Tri-De」シリーズの第2弾として、USB・ データ・紙文書からの情報漏えいを防止するのに必要なツール群をワンパッケージにした法人向けソリューション「Tri-De DataProtect」を、6月9日より発売すると発表した。

1台からすぐに導入できる「基本ライセンス」と、管理者が全パソコンに統一したセキュリティ設定・運用が行える「拡張ライセンス」(基本ライセンスも必要)があり、基本ライセンスは8,000円(税別)/1ライセンス、拡張ライセンスは6,500円(税別)/1ライセンス。なお、拡張ライセンスは10月より提供される(価格はいずれもJL-Standardの新規の場合。ほかに、優待、JL-Education、JL-Governmentの種別もある)。

このソリューションでは、USBデバイスへのファイル書き込み時にパスワード設定が必須となり、AES 256bitで暗号化される。拡張ライセンスでは、未許可のUSBデバイスをつなぐと画面・操作をロックする機能や、USBデバイスの接続状況やファイル操作ログを確認できる機能を利用できる。

また、ドラッグ&ドロップするだけでファイルとフォルダのzip圧縮・暗号化が行え、ファイルの完全消去が可能。また、ハードディスク内をスキャンし、個人情報を一定以上含むファイルを指摘して、個人情報の保有リスクを可視化する「端末内個人情報検出ツール」を搭載している。さらに、拡張ライセンスでは、コピー制限や画面キャプチャーの制限、プリンタでの印刷禁止の設定やデジタルデータ(PDFファイル)への変換制限が行える。

対応OSは、Windows XP/Vista/7(Windows XP Professional x64 Editionは未対応)。