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glow.mozilla.orgの報告によると、4月5日時点でFirefox 4の総ダウンロード数が6000万を突破した。日本からのダウンロード数も150万を超えており、総ダウンロードの2.5%ほどを占めている。Firefox 4が発表された最初の1週間ほどの勢いはないが、現在も継続的にダウンロードが行われており、今後もユーザが増えると見られる。Firefox 4の発表とともにFirefox 3.6のシェアが下落しており、Firefox 3.6からFirefox 4へのアップグレードが進んでいると推察される。

4月5日15時時点におけるFirefox 4の総ダウンロード数は6,000万を突破

日本からのダウンロード数は150万を超えており、総ダウンロードの2.5%ほどを占めている

過去1ヶ月のFirefox 4およびIE9のシェア - StatCounter Global Stats報告

過去2週間のFirefox 4およびFirefox 3.6のシェア - StatCounter Global Stats報告

StatCounter Global Statsの報告によると、4月5日時点におけるFirefox 4のシェアは6.27%。Firefox 4よりも先行して発表されたIE9のシェアは1.19%に留まっている。

4月5日時点のFirefox 4のシェアは6.27% - StatCounter Global Stats報告

4月5日時点のIE9のシェアは1.19% - StatCounter Global Stats報告

IE9のシェアがFirefox 4のシェアほど増えない背景には、IE9がサポートするプラットフォームにWindows XPが含まれていないことが挙げられる。IE9ではGPUなどのハードウェア機能の活用を積極的に進めており、これを実現するためにサポートプラットフォームからWindows XPを外している。一方、Firefox 4はWindows XPもサポートしており、この差がシェアに表れている。

また、もともとIEは新しいメジャーバージョンがリリースされても、すぐにはアップグレードが実施されない傾向がある。さらにIE9は日本における配布が開始されておらず、これもシェアに影響を及ぼしているとみられる。