グーグルは3月31日、東北地方太平洋沖地震の被災地の詳細な航空写真を追加したと発表した。それらの写真はGoogle Earthで閲覧できるほか、近日中にGoogle マップの航空写真レイヤーでも閲覧可能になる。

3月27日から28日にかけて撮影された仙台市周辺の航空写真

同社は今後も被災地の撮影を続け、順次、最新の画像にアップデートしていく。

仙台で生まれ育ち、家族がまだ仙台に住んでいるシニアプロダクトマネージャーの河合敬一氏は、「今回提供を開始した航空写真には、胸が痛むようなありのままの被災地が映しだされている。それでもこの航空写真が、災害救助や支援に当たる組織、団体、ボランティアに向かう方が現地の様子を調べる手助けになり、物資を輸送する際に道路状況を事前に確認できる手段として活用してもらえればと思い、広く公開した」とコメントしている。