日立製作所と三菱電機、三菱重工業の3社は3月30日、国際的な事業競争力の強化を目的として、水力発電システム事業を統合することで基本合意したと発表した。

今後は2011年5月に準備会社が設立され、この準備会社に3社の水力発電システム事業が承継される(この準備会社は日立製作所の子会社となる)。

承継会社の名称は「エイチエム水力株式会社(予定)」で、資本金は2億円。出資比率は日立製作所 98%、三菱電機 1%、三菱重工業 1%。事業内容は各社から分割された水力発電システムの販売やプラントエンジニアリング、据付工事、アフターサービス、水力発電システム用主要機器(水車、発電機など)の開発・設計となっている。