スイス・バーゼルにて開催されている「BASELWORLD 2011」にて、カシオ計算機はソーラー電波ウォッチ「OCEANUS」より、新モデル「OCW-T1000D」を発表した。6月に発売予定で、価格は12万6,000円。

新たに発表されたOCW-T1000Dは、昨年10月に発売された「OCW-T1000」をベースとした特別モデル。メタリックな深い青色のインダイヤルが、光の当たる角度により異なる色を見せるなど、都会の光を映す真夜中の海をイメージしている。また、ブラックの文字板を採用し、落ち着いた雰囲気とシックで都会的な雰囲気を両立させている。

「OCW-T1000」に採用された「Smart Access」機能を継承する特別モデル「OCW-T1000D」

さらにリューズトップには、ロゴマークを刻印した人口サファイアを使用。チタン製のケースとバンドには、チタンカーバイト処理を施すことで傷がつきにくくし、バンドにはザラツ研磨処理を採用することで滑らかな鏡面に仕上げるなど、特別モデルにふさわしい高い質感を追求している。

「Elegance, Technology」をコンセプトにした「OCEANUS」の新モデル

OCW-T1000と同様に、文字板中央の時針・分針・秒針を連結させずに、それぞれを別のモーターで駆動するシステム「Smart Access(スマートアクセス)」を搭載するのも特長。1/20秒計測のストップウオッチや世界29都市の時刻表示など、多彩な機能をストレスなく使用できる。また、磁気センサーを使用した非接触型の電子式リューズスイッチを備え、リューズを回して針をセットできるだけではなく、ボタンのようにリューズを押して機能を切り替えることも可能となっている。

このほか、世界6局の標準電波の受信に対応した高性能ムーブメント「タフムーブメント」も搭載している。