東日本旅客鉄道(JR東日本)は2月25日、東京駅のホームに設置した太陽光発電システムを稼働開始したことを発表した。

この太陽光発電システムは、東京駅 東海道線ホーム(9、10番線)に設置されているもので、2010年1月から工事が開始されていた。

東京駅東海道線ホームに設置された太陽光発電システムの全景

JR東日本はすでに東京駅の新幹線ホームや高崎駅新幹線ホームで太陽光発電システムを導入済みとなっているが、今回稼働開始したシステムは、同社最大規模(年間の発電量: 約340MWh / CO2削減効果: 約101トン)とされ、東京駅全体の電力使用量の約0.3%に相当するという。

この太陽光発電システムによって供給される電力は、東京駅の照明や空調機などで活用される。

なおこの発電システムの導入は千代田区との共同事業として実施された。

新幹線の待合室などに発電量表示モニターが設置されている