東京証券取引所は24日、オンライン証券4社が、個人投資家向けに取扱いを開始することを表明した、有価証券オプション『かぶオプ』について、Twitterを使っての情報発信を開始した。

有価証券オプションは、資産運用状況や相場状況に応じて、さまざまな投資戦略がとれる商品で、保有株のリスクヘッジに利用したり、信用取引と同じようにレバレッジ取引の一種として活用したりすることができる。

東証では、この有価証券オプションの愛称を「かぶオプ」と名づけた。「かぶオプ」の取扱い会社は、インタラクティブ・ブローカーズ証券(2011年3月から取扱開始)、カブドットコム証券(同4月から取扱開始)、SBI証券、岡三オンライン証券(同6月ごろから取扱開始)。

今回東証では、「かぶオプ」について、Twitterを使っての情報発信を開始。かぶオプの日々の約定情報をはじめとしたマーケット情報やかぶオプの上手な活用法など、かぶオプについて役立つ情報を機動的に発信する。また、「Twitterを通して、市場利用者から、かぶオプについての意見などをいただければ幸い」(東証)としている。

東証かぶオプTwitterアカウントは @kabu_op 。

なお東証では現在、かぶオプについてやさしく学べる「かぶオプナビ」(ポータルサイト)を開設準備中(3月開設予定)という。