日本旅行は24日、「ボンネットよ永遠に…「ありがとう489系」号の旅」を発売した。ボンネット型特急は、1958年に日本初の電車特急「こだま」用の151系で誕生した。その姿は1964年誕生の481系、1971年誕生の489系にも採用された。同ツアーは最後まで現役だった489系H01編成の引退を記念したという。

上野 - 金沢間で運行していた489系急行「能登」(画像提供:日本旅行)

同ツアーは、専用列車「ありがとう489系号」を仕立て、3月26日から27日にかけて実施する。同列車は大阪駅を3月26日09:38発、金沢駅13:03着、金沢駅を3月27日14:25発、大阪駅18:30着。参加方法は「大阪発往復乗車、金沢フリープラン1泊2日」「大阪発片道乗車、金沢解散」「金沢発片道乗車、大阪解散」の3種類から選択できる。ツアー参加者にはオリジナル記念乗車証(硬券)、記念弁当、記念グッズを進呈するという。

旅行代金は往復乗車1泊2日プランが大人1名24,800円(こども1名18,800円)から。片道乗車プランが大人1名10,800円(こども1名7,800円)から。グリーン車利用の場合は5,800円増し、ボンネット型先頭車両の乗車確約プランが1,000円増し、ひとりで2席利用できる「らくらくプラン」が3,800円増しとなる。また、車内では「ありがとう489系」グッズの販売も実施する予定。

募集人数は合計800名、最低催行人数は100名。販売場所は日本旅行グループ全国各支店。