「第3回沖縄国際映画祭」のプログラム発表会が22日、都内で行われ、板尾創路、木村祐一、品川ヒロシ、岩尾望、スリムクラブ、トータルテンボス、女優の木南晴夏らが出席した。

上段左からトータルテンボスの藤田憲右と大村朋宏、岩尾望、木南晴夏、砂川恵理歌、下段左からスリムクラブの真栄田賢と内間政成、品川ヒロシ、木村祐一、板尾創路、長原成樹 拡大画像を見る

今年で3回目を迎える沖縄国際映画祭は、3月18日~27日に沖縄県宜野湾市にある沖縄コンペンションセンターを中心に、那覇市や北谷町などで開催。今年は長編プログラムのLaugh部門に木村祐一監督作品の『オムライス』、板尾創路監督作品の『月光ノ仮面』などの12作品、Peace部門には『阪急電車 片道15分の奇跡』など13作品を上映。また、品川ヒロシ監督作品『漫才ギャング』もプレミア上映される。

明石家さんまほか吉本興業の芸人が多数出演する『オムライス』を監督した木村は「さんまさんは売れないギャグ漫画家で、半分以上がアドリブです。1カットだけ撮り忘れて、さんまさんにお願いしたら心おきなくやって頂いて本当に幸せなひと時でした」と満足した面持ち。『ドロップ』の大ヒットで一躍注目監督となった品川は「ヒットしてくれたらいいな~。予感はあまりないですが」と謙遜した。

また、この日は昨年の「M-1グランプリ2010」で2位になった沖縄出身のスリムクラブが宣伝隊長として登壇。木村や品川が役者として彼らを使いたいと話す中、「ギャラが問題なんですよ! 僕ら安くて…」と真栄田が話すと、「160本の仕事で7万円って言ってたよな」と木村が暴露。すると真栄田が「社長! お金はどこに流れているんですかね~」とその場にいた吉本興業の大崎洋社長に直訴したが、「板尾や木村、品川の映画の制作費や」と返され、肩を落としていた。