Internet Protocol version 4

IPv4のプール枯渇を予測しているIPv4 Address Reportは2月22日現在で、もっとも早くIPv4プールが枯渇する地域インターネットレジストリ(RIR)はAPNICであると推測している。枯渇予測日は8月9日とされており、残り168日となる。一週間前の時点より6日分、予測が前倒しになった。残りブロック数は4を下回り、3.74ブロックとされている。

日本へIPv4の割り当てを担当している日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)はIPv4をプールしていないため、APNICのIPv4プール枯渇時期がそのまま日本の新規IPv4取得の終了時期になる。APNICでは最後の1ブロックを通常の割り当てではなく、IPv4インターネット接続を維持するために取り置くとしており、実質的に残り1ブロックになった段階で日本におけるIPv4新規獲得は終了することになる。

IPv4 Address ReportではAPNICにおける枯渇は8月と予測されているが、随時前倒しが進むだろうとみられている。IANAのIPv4プール枯渇時にJPNICが予測した、3ヶ月後から6ヶ月後ほどでJPNICのIPv4プールが枯渇するという予測通りになるとみられる。