サイレックス・テクノロジーは、PC画面をネットワーク経由で別ディスプレイへ出力するネットワークディスプレイアダプタの新製品として、有線LAN(10BASE-T/100BAST-TX)専用の「SX-ND2000F」と、有線LAN(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T)と無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n)に対応した「SX-ND4050G」を発売する。「SX-ND2000F」は3月1日の発売予定で価格は29,800円、「SX-ND4050G」は3月25日の発売予定で価格はオープン、店頭予想価格は未定。

「SX-ND2000F」

「SX-ND4050G」

「SX-ND2000F」と「SX-ND4050G」は、ホストPCの画面を別ディスプレイへ出力することで、別ディスプレイを見ながらホストPCをリモート操作できるネットワークディスプレイアダプタ。1台のホストPCと1台の別ディスプレイ、1台のホストPCと2台の別ディスプレイ、2台のホストPCと1台の別ディスプレイといったように、柔軟な運用に対応する。

最大1,920×1,200ドット(WUXGA)の転送をサポートし、フルHD画面の転送も可能。ホストPCと別ディスプレイで同じ画面を映すミラーモード、およびデスクトップ画面を拡張する移動モードが利用できる。また、本体にUSB 2.0×2基を搭載するため、キーボード/マウスを接続できるほか、USB仮想化技術によってネットワークを経由したタッチパネルの画面出力やタッチ入力、音声出力などにも対応する(USB双方向通信をサポート)。

「SX-ND2000F」の主なインタフェースは、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、USB 2.0×2、D-Sub出力、ライン出力。本体サイズはW155×D30×H120mm、重量は275g。対応OSはWindows XP/Vista/7。

「SX-ND4050G」の主なインタフェースは、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、USB 2.0×2、DVI-I出力、D-Sub出力、ライン出力、マイク入力。無線LANのアクセスポイント機能も搭載する。本体サイズはW155×D32×H120mm(アンテナなどを除く)、重量は260g。対応OSはWindows XP/Vista/7。