シマンテックは2月18日、クライアントPCやサーバ向けのセキュリティ対策製品最新版となる「Symantec Endpoint Protection 12」を発表した。国内での提供開始時期は今年後半となる予定。

「Symantec Endpoint Protection 12」はクラウドベースの評価技術「Insight」を採用し高速なウイルススキャンを実現するなど、現行バージョンよりも大幅なパフォーマンス向上が図られているという。

開発中のベータ版による「Symantec Endpoint Protection 12」クライアントPC側での状況確認画面イメージ

また、仮想クライアントに対するウイルススキャン・更新を自動的にランダム化しながら管理することが可能になるなど、仮想化環境への最適化も最新版の特徴の1つとされ、VMwareの仮想環境に対するセキュリティ技術「VMware vShield」とも連携する。

同じく開発中のベータ版による管理ツールの画面イメージ

「Symantec Endpoint Protection 12」は現在、招待者のみを対象としたベータ版が公開されている段階。今後は4月にパブリックベータが公開される予定で、その後今年後半に日本語版を含む製品版がリリースされる見通し。