Internet Protocol version 4

IPv4のプール枯渇を予測しているIPv4 Address Reportは2月15日現在で、もっとも早くIPv4プールが枯渇する地域インターネットレジストリ(RIR)はAPNICであると推測している。枯渇予測日は8月15日とされており、残り181日となる。

日本へIPv4の割り当てを担当している日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)はIPv4をプールしていないため、APNICのIPv4プール枯渇時期がそのまま日本の新規IPv4取得の終了時期になる。APNICでは最後の1ブロックを通常の割り当てではなく、IPv4インターネット接続を維持するために取り置くとしており、実質的に残り1ブロックになった段階で日本におけるIPv4新規獲得は終了することになる。

予測通りに進むと約180日後には日本に新規一般割り当て可能なIPv4が枯渇することになる。このままいくと日本はIPv4がもっとも早く枯渇する国のひとつとなる公算が高い。IANAのIPv4プールが枯渇した段階で、JPNICは日本におけるIPv4の枯渇時期を3ヶ月後から6ヶ月後ほどと予測。ほぼこの予測通りに推移している。