大阪証券取引所は14日、「世界標準の取引機能と世界最高水準の注文処理性能を備えた」(同取引所)という、新デリバティブ売買システム『J-GATE』を稼働させたと発表した。

大証は、2009年に新デリバティブ売買システムとしてNASDAQ OMXの売買システムを採用することを決定し、NTTデータをシステムインテグレーター(SIer)として同システムの開発を進めてきた。

大証では、「J-GATEの稼働により、注文処理時間の短縮などの処理性能の向上、海外主要市場で採用されている標準的な制度や機能の採用などが実現し、大証市場の競争力が大きく向上することとなる」としている。