Sony Ericssonは2月6日 (米国時間)、米NFLのプレイオフ最終戦「第45回スーパーボウル」のテレビ中継で、ゲームコントローラを備えたAndroidスマートフォン「XPERIA PLAY」の外観を公開した。同時にFacebookファンページを通じた情報提供を開始し、2月13日に公式発表を行うことを明らかにした。同日は「Mobile World Congress 2011」(バルセロナ)の開幕前日にあたる。

米アメリカンフットボールリーグの王座決定戦スーパーボウルは、米国で最高視聴率を叩き出すスポーツイベントであり、またテレビ中継の1秒あたりのCM価格が世界でもっとも高いイベントである。そのスーパーボウルで放映されたXPERIA PLAYの広告は、もぐりの医者が手術をしているような怪しいシーンから始まる。手術を受けていたのはAndroidのマスコットで、両手に親指が付けられて街に出て行くという内容。最後に「ANDROID IS READY TO PLAY」という一文に続いてXPERIA PLAYが現れ、「必要なものすべて、さらに誰もが欲しがっていたものも備えたスマートフォン」というナレーションが入る。

XPERIA PLAYの本体は、横方向でゲームプレイ用の方向キーやボタンがスライドしてくるデザイン。Facebookファンページには、Androidと「PlayStation Certified」のロゴが表示されており、Android端末にPlayStationのゲームを提供する「PlayStation Suite (プレイステーション スイート)」に対応すると考えられる。