朝日生命は、全国約15,000名の営業職員が利用するがユーザーへのプレゼンテーションおよび保険設計に使用するPC「ハンディアイ」を17,500台、およびカラープリンタ1,600台を2012年1月にリプレースすると発表した。

新たに導入する富士通製の12.1型タッチパネルを搭載した「コンバーチブル型のタブレットPC」

導入予定のリコーのカラープリンタ「IPSiO SP C821」

今回のリプレースで5世代目となる「ハンディアイV」は、富士通製の12.1型タッチパネルを搭載した「コンバーチブル型のタブレットPC」。朝日生命向けに新たに開発するもので、画面を回転、反転して顧客に見せることができる。導入にあたっては、PCの導入/展開・運用保守・モバイル通信を包括した「月額課金サービス」として、利用料金を支払う契約形態を採用する。これにより、最新のパソコンを利用しながら、導入コストをはじめとする運用コスト・管理負荷を含めたトータルコストを抑えられるほか、サーバ統合や仮想化技術などの最新技術の導入とあわせて「クラウド環境」を実現することで、変化に強く柔軟性の高いインフラを実現できるとしている。

一方、導入するプリンタはリコーのカラープリンタ「IPSiO SP C821」で、インターネット経由で出力機器の状態や利用状況を常時監視し、消耗品の自動配送や機器故障時に自動通報を行うリコーのリモート管理サービス「@Remote」を取り入れる。また、資料上のコンプライアンス強化を図る目的から、印刷された帳票をプリンタ内で中綴じステープル(=製本化)して出力するフィニッシャーをオプションとして採用し、募集資料を印刷する際、誤って他の帳票が混入することや、募集資料の不備を無くすという。