かんぽ生命保険はこのほど、"健康づくり"における取り組みの一環として「健康・運動・コミュニケーション・食」について調査を実施し、その結果を発表した。同調査は2010年12月3日~6日までの期間、全国の20代~60代の男女5,640人を対象に行われた。

同調査で「運動」と「健康」の相互関係を調べると、「毎日運動する」人(56.9%)は「運動しない」人(40.7%)に比べ、健康である割合が16.2ポイント高いことがわかった。同様に「コミュニケーション」と「健康」の関係をみてみると、「日常的な話ができる知人・友人が11人以上いる」人(53.5%)は「全くいない」人(36.5%)に比べ、健康である割合が17ポイント高いという結果に。このように「運動と健康」および「コミュニケーションと健康」には比例関係が見られることが明らかになった。

調査ではさらに、各分野に関する質問への回答結果から、都道府県ランキングを発表している。総合ランキングで1位を獲得したのは、沖縄県。「休養は十分に取れている」や「成人病や長期的な疾患予防に注意している」など、特に「健康部門」での高ポイント獲得がこの結果に結びついた。続いて2位は「食部門」をはじめ、「健康部門」「コミュニケーション部門」でも強さをみせた兵庫県。3位は各部門でバランスよく高ポイントを獲得した静岡県となった。各部門のランキングは以下のとおり。

都道府県ランキング トップ3

順位 総合部門 健康部門 運動部門 コミュニケーション部門 食部門
1位 沖縄県 沖縄県 大分県 京都府 兵庫県
2位 兵庫県 兵庫県 沖縄県 兵庫県 静岡県
3位 静岡県 鹿児島県 静岡県 広島県 徳島県