ウェスティンホテル東京は27日、インドのタタ・コミュニケーションズおよび米国のシスコとの提携により、日本国内初という高画質ビデオ会議システム「パブリック・テレプレゼンス・ルーム」の運用を開始した。

「パブリック・テレプレゼンス・ルーム」イメージ

同システムは、高精度のビデオと高級オーディオを使用したビデオ会議システム。高品質の音声と映像を通じて、世界中から会議に参加することができ、密度の高いコミュニケーションを実現するという。

同ホテルは今回の導入にあたり、タタ・コミュニケーションズの通信回線「タタ・コミュニケーションズ・グローバル・ミーティング・エクスチェンジ」を使用。この通信回線は、世界各地のパブリック・テレプレゼンス・ルームはもちろん、同社と提携するネットワーク上のあらゆるテレプレゼンス・ルームを繋いでビデオ会議を開くことができる。これにより、同ホテルのパブリック・テレプレゼンス・ルームは、5大陸29拠点のネットワークに接続し、世界中とのコミュニケーションが可能になるとしている。

予約はタタ・コミュニケーションズのポータルサイトから。クレジットカードによる支払いも可能で、料金は1時間当たり5万2,500円(税金、サービス料込)。

タタ・コミュニケーションズは現在、パブリックルームのネットワークとしては世界最大(同社)となる世界5大陸29拠点にてパブリックルームを運用している。サービス拠点は、米国、カナダ、フランス、クウェート、南アフリカ、シンガポールなど。