ソニーは25日、学習リモコンの新モデル「RM-PLZ530D」を発表した。発売は2月10日で、価格は4,935円。

最大で8台の機器のコントロールが可能な学習リモコン「RM-PLZ530D」。シルバー/ブルー/レッドの3色が用意されている

RM-PLZ530Dは、学習機能と、さまざまな機器のリモコンコードをあらかじめ登録してあるプリセットリモコンの両方の機能を持つ製品。同社では、昨年9月に同様の機能を持つ「RM-PLZ430D」を発売しており、RM-PLZ530Dはその上位モデル。コントロール可能な機器数が、RM-PLZ430DのTV+4機種からRM-PLZ530Dでは、TV+7機種に増やされている。

リモコンには各社のリモコンのコードもあらかじめ登録されており、これらのコードはRM-PLZ430Dと同様に「一発!初期設定」機能で簡単な手順で呼び出して使うことができる(RM-PLZ530Dの[SET]ボタンと[操作切り替え]ボタンを押し、対象となる機器に付属するリモコンの電源ボタンを押す)。RM-PLZ430Dに比べて、プリセット内容は大幅に強化されており、テレビ、レコーダー、チューナーなどだけでなく、同社のPC「VAIO」シリーズ、デジタルフォトフレーム、ハンディカム、サイバーショット、Apple社の「Macintosh」、「AppleTV」などのリモコンのコードも、あらかじめ登録されている(操作切り換えボタンには、テレビ/ブルーレイディスクレコーダー/CSチューナー/DVDレコーダー/パソコン/フォトフレーム/ビデオカメラ/照明がアサインされている)。また、「3D」「リンク」「アクトビラ」などのボタンを装備しており、これら新機能も学習リモコン側から利用することが可能だ。学習可能なキーは約948で、学習可能総ビット数は250bit。

RM-PLZ530Dでは、複数の操作を1つのボタンに割り当てるマクロ機能を装備しているが、従来からある。[操作切り換え]ボタンに割り当てるコンポーネントマクロ、[システムコントロール]ボタンに割り当てられるシステムコントロールマクロに加えて、最大5ステップの操作を上記以外のボタンに割り当てる「プチマクロ」機能も新たに採用された。

サイズは約54(W)×210(H)×27(D)mm。質量は約165g。一般的なレコーダーのリモコンに近いサイズだ。電源は単3電池×2で、電池使用時間は約1年。