宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1月22日14時37分57秒(日本標準時)、種子島宇宙センターから国際宇宙ステーション(ISS)に向け宇宙ステーション補給機「こうのとり」2号機(HTV2)を搭載したH-IIBロケット2号機(H-IIB・F2)の打ち上げを行った。

同ロケットは正常に飛行、打ち上げ後、約15分13秒後にこうのとり2号機を分離した。

H-IIB2号機の打ち上げの様子その1(提供:JAXA)

H-IIB2号機の打ち上げの様子その2(提供:JAXA)

こうのとり2号機は、2009年9月に打ち上げられた技術実証機「こうのとり」1号機(HTV技術実証機)の運用成功に続く、実運用機の第1号として位置づけられるもの。

こうのとり1号機と同様、ISSへの補給物資の輸送を行うことが主任務で、ISS到着後はISSで不要となった物資を搭載し、機体ごと大気圏に再突入し燃え尽きる予定。

現在こうのとり2号機は、1月22日午後10時08分に予定されている初期高度調整マヌーバの開始に向けた準備が進められており、その後、ISSに接近し、1月28日の金曜日にISSと結合する予定となっている。