マカフィーは1月18日、Apple製品、携帯電話、スマートフォン、タブレットPCといった最新ガジェットを簡単に保護するための「最新ガジェットを守る5つのセキュリティアドバイス」をガジェット別に発表した。
Apple製品
2011年は「ボットネットやトロイの木馬を含めてAppleのプラットフォームをターゲットにしたマルウェアが増大する」と、同社は指摘している。Macを狙った脅威も増えているため、MacユーザーはMac版ウイルス対策ソフトを導入することが推奨されている。また、iPhoneやiPadのユーザーは、データの同期/バックアップ/セキュリティ確保のツールを提供するMobileMeサービスを利用し、Wi-Fi接続利用時はデータ漏洩防止機能を備えた安全なネットワークであることも確かめるべきだという。
なお、Apple製品は人気があるため、ガジェットの盗難にはくれぐれも注意したほうがよいとのこと。なぜなら、他人の手に渡ったら、重要な情報を盗まれる可能性があるからだ。
携帯電話、スマートフォン、タブレットPC
携帯電話、スマートフォン、タブレットPCについても、2011年はリスクが活性化することが予測されている。対策としては、「個人情報や金融情報はできる限り携帯電話に保存しないこと」、「可能であれば、情報のバックアップやリストアを行うことができる製品を用いて、リモート操作でロックをかけたり、端末のデータを消去したりできるようにしておくこと」が挙げられている。
インターネット対応ゲーム機、インターネット対応テレビ
PlayStation3、Xbox360 といったインターネット対応ゲーム機や、Google TVなどに代表されるインターネットTVのプラットフォームは、最新の脅威に狙われる可能性が高いため、インターネットに接続する際は注意が必要だ。ゲームのオンライン対戦では、見知らぬ人とチャットすることで個人情報が流出することも考えられるほか、不適切なゲームやコンテンツから子どもを守ることも重要である。
USBデバイス、外付けのハードディスクドライブ
USBデバイス利用時の対策としては、情報の暗号化が挙げられている。これにより、紛失・盗難時も他人に情報を読まれることを防ぐことが可能になる。また、外付けハードディスクドライブはセキュリティソフトを導入すると同時に、パスワードを設定することが推奨されている。
デスクトップPCとノートPC
デスクトップPCとノートPCのセキュリティ対策としては、クラウドベースのセキュリティ対策ソフトの導入が挙げられている。また、Webサイトで個人情報を入力する際は必ずアドレスを確認し、短縮URLが使用されている場合はクリックする前にリンク先が合法的なWebサイトであることを確認すべきだ。
