総務省が28日発表した11月の全国消費者物価指数によると、変動の激しい生鮮食品を除く総合指数(2005年=100)は99.4で、前月比は0.1%の下落、前年同月比は0.5%の下落となった。前年同月比での下落は21カ月連続となるが、下落幅は縮小傾向が続いている。

総合指数(生鮮食品含む)は99.9。前月比は0.3%減、前年同月比は0.1%の上昇。前年同月比で下落幅が大きかった品目は、薄型テレビ(-33.2%)、電気冷蔵庫(-19.9%)など。たばこは一斉値上げで38.6%の上昇、生鮮野菜ではキャベツが136.8%の上昇となっている。10大費目では、高校授業料無償化で「教育」が13.0%、家庭用耐久財を含む「家具・家事用品」が3.8%下落。一方でたばこを含む「諸雑費」は6.7%、「光熱・水道」は3.0%上昇している。

先行指標となる東京都区部の12月の消費者物価指数(中旬速報値)は、生鮮食料を除く総合指数が98.9となり、前月(11月)比は0.1%の下落、前年同月比は0.4%の下落となった。10大費目では「教育」(-6.6%)のほか、「家具・家事用品」(-2.4%)や「住居」(-0.7%)なども下落している。一方、タバコの値上げで「雑費」は5.6%上昇。「光熱・水道」も2.2%上昇している。2010年の年間平均は前年比1.2%下落の98.8だった。