CEVAは、PMC-SierraとFTTH(Fiber-To-The-Home)アプリケーション向け次世代SoCデバイスに、ボイス・オーバーIPプラットフォーム「CEVA-VoP」のライセンス契約を締結したと発表した。

CEVA-VoPはCEVAのフルプログラム可能なDSPエンジン「CEVA-TeakLite-II」をベースにしたハードウェア/ソフトウェアVoIPソリューションで、CEVA-TeakLite-IIおよびサブシステムのXpert-TeakLite-IIを搭載している。

Xpert-TeakLite-IIは、キャッシュメモリ、ペリフェラル、システム・インタフェースなどのサブシステムを統合し、単一コア上で複数の音声チャネルを同時処理することが可能だ。

また、CEVA-VoPは、音声圧縮/復元、エコーキャンセル、電話通信機能、ならびに信号伝達/ネットワーク構築などを含む、統合されたVoIPソフトウェアを装備しており、これら組み込まれたソフトウェアはデザイン・ライセンシーにはオープンのため、デザイン・ライセンシーが独自のアルゴリズムを追加し、その他のマーケットあるいはアプリケーションに用いることが可能となっている。