NECは、ブレードサーバ「Express5800/SIGMABLADE」において、ブレードシャーシに収納可能なUPSユニットやテープバックアップ装置を製品化し、販売活動を開始した。

「UPSユニット」

「AT101a」

販売を開始したのは、SIGMABLADE-M専用「UPSユニット」、テープブレード「AT101a」、SIGMABLADE-M専用「IO共有スイッチ」、統合管理ソフトウェア「WebSAM SigmaSystemCenter」において、SIGMABLADEとの連携機能やリソース管理機能を強化したWebSAM SigmaSystemCenter3.0。

UPSユニットは、ニッケル水素バッテリを採用しており、鉛バッテリを使った一般的なUPSと比べて、小型・軽量化、長寿命、充電時間の短縮などを実現。最大供給電力は1,900W、電力保持時間は約5分。20日より出荷が開始され、価格は390,000円(税別)から。

テープブレード「AT101a」は、LTO4対応のブレードシャーシ内蔵型テープ装置。非圧縮データで最大800GBをバックアップ可能。20日より出荷を開始し、価格は600,000円(税別)から。

SIGMABLADE-M専用「IO共有スイッチ」は、標準で10GbE×2を搭載し、Low Plofile PCIカードが最大2枚搭載可能。2011年度第1四半期(4-6月期)に製品化予定で、価格は980,000円(税別)から。

「IO共有スイッチ」

WebSAM SigmaSystemCenter3.0は、「IO共有スイッチ」と併せて利用することで、ブレードシステムの可用性・運用性を更に向上することが可能。2011年度第1四半期(4-6月期)に製品化予定で、価格は400,000円(税別)から。

また、今回強化した製品などをセット化した「SIGMABLADEシステム統合基本セット」を製品化し、20日より販売する。価格は2011年3月末までの期間限定価格で、498,000円(税別)から。