ニッセンは12月7日、光和コンピューターと共同で書店店頭に設置するデジタルサイネージ「ほんやチャンネル」の事業を拡大展開すると発表した。この施策は12月13日から実施される予定。

「ほんやチャンネル」は雑誌や書籍、コミック、DVD、CDといった書店での取扱商品の広告、店舗で開催されるフェアの告知、占いといったコンテンツが配信(放映)されるもので、書店への入店者数増加と対象商品の売上拡大が目的とされる。

2009年には50店舗にて「ほんやチャンネル」の試験運用が実施され、放映対象となった商品の売上に伸びがあったことから今回の本格展開に至ったとされる。

ニッセンは、「書店ルートを主とするカタログ配布ネットワーク及び顧客数において業界内で圧倒的な強みを有しており、これらの強みを活かせるデジタルサイネージ事業に参入することで、新たなBtoB型メディア代理店事業の拡大を図る」としている。

今後は年内から年初にかけて150店舗にデジタルサイネージを設置、2011年度内には設置拠点を300店舗まで拡大する予定。