三洋電機は12月1日、リチウムイオン電池の開発・生産拠点である徳島工場敷地内に建設を進めていた、リチウムイオン電池の新技術棟が竣工したことを発表した。

徳島工場はこれまでもリチウムイオン電池の技術開発、生産の中心拠点としての役割を担ってきたが、リチウムイオン電池の用途・ニーズの多様化に伴い、新たな電池の技術開発や評価のためのスペースの拡充が求められていた。

新棟は、リチウムイオン電池の技術部門が各種実験装置を設置し、電池の試作や性能評価を行う。主に民生用リチウムイオン電池の開発が行われる。

総工費は約30億円、4階建て鉄骨造の建物となっている。

三洋電機徳島工場リチウムイオン電池新技術棟