日立ソリューションズは11月30日、顔認識技術を利用した「デジタルサイネージ視聴者測定システム」を発表。同日より提供を開始した。

このシステムは、広告(デジタルサイネージ)視聴者の顔を検出すると、性別や年齢層(0~19/20~29/30~39/40~49/50~59/60~の6グループが認識可能)、滞留時間といった情報を自動的に収集するもので、顔の向きも測定可能となっている。

視聴者情報の測定を行うクライアントシステムと情報収集・分析を行うサーバシステムで構成され、1度に最大で10人までカウント可能だとされる。

データの出力フォーマットはCSV形式で、視聴者の測定結果には映像データは一切含まれない。

同システムの価格は、クライアントが100台までの場合でクライアント1台あたり34万6500円(税込)。クライアント台数が増えると1台あたりの単価が下がる仕組み。サーバ側の分析ソフトの価格はクライアント価格に含まれる。

サーバ側の対応OSはWindows Server 2008/XP SP2以降/7で、クライアント側の対応OSはWindows XP SP2以降/7、Linuxとなっている。

「デジタルサイネージ視聴者測定システム」の概要